音楽家エピソード、ショパン2♪
- 2015年10月06日 (火)
今日は、奈良教室で幼児~高校生までのピアノレッスン♪
今日もみんなとっても頑張ってくれました♪(^-^)v
さてさて、音楽家エピソード「ショパン」の続き…
サンドと出逢いから2年、二人は結ばれましたが、その頃はサンドはまだ既婚中、夫と別居中とはいえ
詩人のミュッセなど沢山の恋物語で世間を騒がせている男装の女流作家が、花形ピアニストのショパンを愛人にした!
と・・・それはそれは世間は大騒ぎ(@_@)
そして、病弱だったショパンの転地療養を兼ねて有名なマジョルカ島の愛の逃避行が始まるのです。
この逃避行が波乱万丈、
今度はマルセイユまで移動してノアンの館にたどり着きました。
このノアンの穏やかな気候と環境、そしてサンドの献身的な支えと、母親のような大きな愛情で、ショパンの健康はすっかり回復(^^)/
そして・・・ショパンの素晴らしい傑作がこの地で沢山誕生しました。
だけど・・・いつしか波乱の因子は見えないところで次第に大きくなり・・・
ショパン・サンド・サンドの息子・サンドの娘・・・この疑似家族は崩壊していきます。
息子を溺愛するサンド、母と反発する娘・・・それに娘婿・・・
この家族のもつれが、ショパンを巻き込み二人はとうとう別れてしまいます。
そして悲しみを吹き切るようにピアノに打ち込み、招待された渡英が、ショパンの健康を著しく悪化させます。
1849年、秋・・・臨終迫る彼のベッドには連日見舞い客が絶えませんでした。
そして・・・10月17日、偉大な「ピアノの詩人、ショパン」は、39歳と言う若さで永遠の眠りについたのでした。