ホーム  > エミせんせのブログ > 音楽家エピソード、ハイドン

音楽家エピソード、ハイドン

  • 2015年09月12日 (土)
1442195340130.jpg

今日は前半天理教室・後半奈良教室で幼児~小学生までのピアノレッスン♪

今日もみんな元気溌剌とっても頑張ってくれました(^-^)/♪

 

さてさて・・・音楽家面白エピソード、今日は第3弾♪
「交響曲の父」ハイドンです。

ハイドンのお話は以前ブログにも書いたのですが・・・
彼はとても温厚で誠実、慈悲深い人でした。

しかしハイドンは苦労の連続。その苦労をバネに音楽に打ち込みました。

若きハイドンは、テレーゼという女性に恋をしてプロポーズをしようとした矢先、彼女はなぜか修道院に入ってしまいます。
とってもガッカリしたハイドン。
あまりにもガッカリして・・・魔が差したのかテレーゼの姉マリアを妻に迎えたのが、百年の不作。
彼女はとんでもない悪妻でした。
が、優しいハイドンは悪妻を追い出すことなく誠意を尽くしました。
そしてそんなハイドンは、ルイジアと言う女性に慰めを求めるようになり、 彼は、悪妻と愛人の狭間で、沢山の傑作を生み出しました。
そして、還暦前にイギリスに旅立つ時・・・「ロンドンの寒さはひとしおです。くれぐれもお体を大切にして下さい。」と、
父親ほどの年長者のハイドンを労ったモーツァルト。
そして、ロンドンのコンサートも大成功。
1年後にウィーンに戻ると、あれほどハイドンの健康を気遣ってくれた若き友モーツァルトは、もうこの世の人ではありませんでした。
失意のハイドン。
涙をぬぐいながら彼は更に作曲に没頭。
そして再びロンドンの土を踏みました。
そして、沢山の傑作の交響曲を書き残したのでありました。

 

彼のお金を湯水のように使った悪妻マリア。
そして、計算と打算的な愛人ルイジア。
悪妻マリアが亡くなった後、ハイドンの書いた遺言書には・・・
愛人ルイジアに書かされた、彼女宛への年金の1項もしたためられていました。

ページの先頭へ